9月に校舎移転(引越し)し、今も学校の備品などを、生徒と話しながら集めています。
引っ越して必ず変わるもの。それは、カーテン!!
サドベリーではまず、「必要か必要じゃないか」から、話が始まります。
「別にカーテンいらないんじゃない?」
「外から見えるわけじゃないしね」
「そうだね」
「でも、夏や冬はどうする?特にこれから寒くなるから、風が入ってくるし、暖房が逃げちゃうよ。節電じゃないね」
「う〜ん、そうだね」
という具合に、どんな理由で何が必要かを話し合います。
以前のカーテンは使えないので、インテリア部で新しい校舎のカーテンのサイズを測り、
お店に見に行くことになりました。
でも、そもそもまず、カーテンの測り方がわからない!
そういう時はインターネットを使います。
サドベリーでは、何かわからないことがあれば、誰でもいつでもすぐにパソコンで調べることができるようになっていて、
6歳の生徒でも使い方のルールを守ればいつでも使えるのです。
「どうやって調べればいいのかな?」
「そういう時は、『カーテン 測り方』と検索すればいいんだよ」
と、ここでパソコンの検索の仕方を自然と学びます。
専用のメジャーが必要だとわかり、誰か持っていないか生徒やスタッフに聞いて回ります。
幸い、最近引っ越した生徒がおり、もう使わないから寄付してくれるとの事。
何度も何度も、試行錯誤しながら測り直し(なにせ生徒はカーテンを測るのは生まれて初めて)、
みんなの行ける日程を合わせて、いざお店にカーテンを見に行きました。
「うわ!カーテンいっぱいあるわ〜」
「種類がありすぎて、よくわからないね。」
「遮光性・遮蔽性・防音性・断熱性・洗濯可・防炎加工・防汚加工・消臭・抗菌加工・UVカット・・」
「生地や模様も色々だね・・」
「・・・」
〜1時間後〜
「疲れたね・・・」
ちょっと一休みさせてもらおう。
「フ~」
そして、なんとかカーテンを選び、店員さんにサイズを伝え、見積もりを出してもらいました。

「わっ!カーテンって結構するんだね」
「普段、家に普通にあるから分からないけど、測ったり選ぶのも体力いるし、高価なものなんだよね」
とスタッフ。
そう、サドベリーは自分たちで学校の事も運営していくので、
家の中では当たり前すぎる事も、その多くを自分たちでやっていくのです。
家に当たり前にあるカーテン。
カーテンを選び、実際にそれを買うという行為も、自分がやってみなければわかりません。
「生きる力」を育む場所というのは、何も好きな事を見つけるだけではありません。
実生活に根ざした体験する事が、まさに生きる力となっていくのです。
そしてその後は、ついでにハロウィンの衣装を見に行きました。
さっきまで、疲れた顔をしていたみんな(スタッフも)が、
「あ〜これいいじゃん!」
「これ似合う!」
「え〜?恥ずかしいよ」
「似合うよ!!」
「そうかな?」

「笑」

といった感じで、ワイワイ帰ってきました。
ちなみに今年のサドベリーのハロウィン衣装は、みんな気合い入っているそう。
どれだけ楽しめるかが重要なのです笑。
(スタッフ まっさ)



