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 サドベリー日記

 

 

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保護者連載1回目:サドベリー教育の衝撃


 

【 1回目 サドベリー教育の衝撃 】
 
 

 私の息子は、いま中学3年生で、東京サドベリースクールという学校に通っています。
 

 サドベリースクールのことを “学校”と呼びましたが、正直いってここが学校と呼べるかどうかは微妙だと思います。なにしろサドベリースクールには勉強を教えてくれる先生がいません。授業もありません。子どもたちは大きな一軒家で、スタッフに見守られながら、一日中好きなことをやって過ごしています。こんな場所をはたして“学校”と呼んでいいのかどうか、親だったら「?」が浮かびますよね。
 

 もちろん私の頭にも「?」が浮かびました。息子は中学1年からここに通っているのですが、この学校に入るにあたっては、家族みんなで悩みました。
 

 何をそんなに悩んだか……。
 

ひとつは、勉強についてです。私も妻も普通の学校教育を受けて育ってきたので、学校に先生がいない、授業がないということに、少なからず抵抗がありました。普通の学校にも勉強をしない子はいくらでもいますが、成績は悪くてもたいていの場合は卒業資格が得られます。でも、サドベリーは文科省から認可されていないので、卒業資格が得られません。この学校には18歳まで在学できますが、ここを卒業しても学歴は中卒のままで、大学を受験することができないのです。「いまどき中卒資格で世に出て、この先、生きていけるのだろうか」と、子を持つ親としてそんな疑問が当然のように頭に浮かびました。
 

そして、もうひとつ浮かんだのは、学歴はいいとして、若い時代に勉強をしないというのはどうなのかという疑問です。教養は心にとっての栄養です。バランスよい食生活が身体を育むように、バランスよい知識は心を育みます。好きなことばかりをやっているのは、好きなものばかりを食べるのと同じで、心のバランスを崩してしまうのではないか。こんな心配も頭を過ぎりました。
なのに、なぜ、子どもをサドベリースクールに入れたのか? このあたりの理由は話すと長くなるので、次回以降に譲ろうと思います。ただ、ひとつだけ、今回お話しておきたいことがあります。それは子どもがサドベリースクールに通って“親としての意識”が劇的に変わったということです。
親とは何か、教育とは何か、学校とは何か、学歴とは何か、子どもが東京サドベリースクールに通うようになって、こういった疑問が次々と頭に浮かぶようになりました。人生を何十年も生きてきて、いままで一度も考えたことのないような根本的な疑問の数々です。
おそらく「先生も授業もない」というサドベリー教育の衝撃が、私自身の内側にある常識の壁を突き崩してしまったのでしょう。「子にとって親とは何か」という大前提の問題に、真っ向から直面せざるを得なくなりました。
 

 親とは何か。子にとって親とは何者か。親はどのようにして子に教育を授ければよいのか。いままで考えもしなかったことを考えたことで、自分自身、いろいろな発見がありました。まさに目からウロコがポロポロ落ちるような経験です。人生ゲームにたとえていえば、親として“振り出し”に戻ってしまったような感覚がありました。
 

 さて、では、いったいどのような発見があったのか。それをこれから数回に分けて、この場をお借りして書いていこうと思います。東京サドベリースクールの保護者となって、初めて見えてきた“親像”についての話です。
 

(保護者 蓑田 雅之)
 
 

こちらにも寄稿しています!
全国サドベリー保護者の声を集めた小冊子
「自ら学ぶ自由に生きる~究極の多様性教育~」 

 
 

バックナンバーはこちら
【 最終回 世界に一つだけの花 】
【 8回目 反抗期がない? 】
【 7回目 「子ども」という子どもはいない 】
【 6回目 子どもにまかせて大丈夫? 】
【 5回目 勉強しなくて大丈夫? 】
【 4回目 保護者にとっての価値 】
【 3回目 親の権威の失墜 】 
【 2回目 すべての親は子育ての素人だ 】 
【 1回目 サドベリー教育の衝撃 】 
 
 

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子どものありのままや個性を大切にしたい皆さま、東京サドベリースクールでは説明会や学校見学、1日体験などがございます。
 

【学校説明会】 4月23日(土)10:00~12:30
施設の見学、教育方針説明、サドベリー教育のメリット・デメリットをお伝えします。また保護者や生徒への質問する機会もございます。
 

【学校見学】 親子限定:毎週月・木曜日、一般の方:毎月第2火曜日
親子で実際のスクールの様子をご見学いただけます。一緒に様子を見ることで、その後家族で共に検討することができると考えています。学校説明も行います。
 

【学校体験】 スクール開校日であれば随時
学校体験では、お子様が現生徒と同じように1日過ごすことができます。ご希望であれば夕方に学校説明も行っています。
 

【ご支援のお願い】 サドベリーは本来あるはずの子どもたちへの公的支援がありません。そのため、子どもたちの新しい学びの場へのご支援をお願いしております。
 

【無料メールマガジン(不定期)】 活動の様子やイベント情報などをお届けしています。
 

【スタッフ募集】 今後の東京サドベリースクールの安定と発展のために、生徒を見守り、一緒にスクールを運営する、新しいスタッフを募集しています。ご興味をお持ちの方は、「スタッフ募集」をご覧いただき、一般見学にお越しください。

 
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4月の学校説明会、受付開始しました


子どもが自分でやりたいことを見つけていくことや、自分も他人も尊重し合う文化にご興味がある皆様、
たびたびお問い合わせいただいておりました、4月の学校説明会の日程が決まりました。
また同時に受付も開始しております。
 

学校説明会では、スクールの詳しいご説明と、ご質問をお受け致します。
また、学校説明会では実際に通っている生徒や保護者ともお話ししたり質問ができます。
生徒、保護者とじっくりお話ができるのは説明会ならでは。
 

皆様とお会いできること、楽しみにしております!
 

詳しくはこちらをご覧ください
【4月23日(土)10:00~12:30 学校説明会】 
 
 

(スタッフ 杉山)
 
 

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私がサドベリーに残したいもののひとつ


こんにちは、スタッフ杉山です。
 

避難訓練を行いました。
 

この避難訓練は、2011年の東日本大震災を経験した生徒たちが、
「スクールで地震が起きたときに命を守れるようにしよう」
と言い、生徒とスタッフで防災メンバーという有志を募り、始めたものです。
 

2011年から5年、だんだん地震の記憶が風化し、防災メンバーが減ってきました。
 

そこで防災メンバーに残った生徒が、
「私が卒業してもみんなの大切な命を守りたい!だから避難訓練や防災意識を保ち続けられるようにする!それが私がサドベリーに残したいもののひとつだ。」
と、これまでの有志で行うシステムから、全員が役割分担をして行うシステムに移行していきました。
 

サドベリーは自由が保障された学校ですので、強制的に全員で何かを行うということに慎重になります。
なぜなら全員で行うということは、その時間は個人として何かを行えないこととなるからです。
そのため、何度もみんなの意見を聞く場を開き、慎重にルールを整備してきました。
全員が持ち回りで行う以外の選択肢も含め、様々な可能性を考えてきたのです。
 

今回、学期ごとに、A,B,Cとチームを分けました。今回は3学期ですので初のCチームのよる主催です。
 

でも、普段イベントなどにもよく参加している年長の生徒や、年少だけど在籍年数の長い生徒などもバランスよく入っているので、その中で自分たちで役割分担をしながら避難訓練をしていました。
 


初めての生徒もいるので、1つ1つ説明していきます。
 


実際に、地震発生から広域避難所まで決められた手順で行動します。地震が収まってから広域避難所に着くまでの時間は11分。12分を目標にしているので今回も時間内に到着していました。
 


訓練が終わったのちの振り返りでは、良かったことと改善点を話し合っています。
 


避難訓練はひとりひとりが意識を持たなければ成立しません。それは避難訓練もそうですが、コミュニティー意識もそうです。みんなつながっています。
 
 

(スタッフ 杉山)
 
 

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施設の見学、教育方針説明、サドベリー教育のメリット・デメリットをお伝えします。また保護者や生徒への質問する機会もございます。
 

【学校見学】 親子限定毎週月・木曜日、一般の方毎月第2火曜日
親子で実際のスクールの様子をご見学いただけます。スクールの様子を親子で見学されることで、その後一緒に検討することができると考えています。
 

【学校体験】 スクール開校日であれば随時
学校体験では、お子様が現生徒と同じように1日過ごすことができます。
 

【ご支援のお願い】 公的支援のない、子どもたちの新しい学びの場へのご支援をお願いしております。
 

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【スタッフ募集】 私たちは、今後の東京サドベリースクールの安定と発展のために、生徒を見守り、一緒にスクールを運営する、新しいスタッフを募集しています。ご興味をお持ちの方は、「スタッフ募集」をご覧いただき、一般見学にお越しください。

 
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フォーラムで生徒が登壇しました


こんにちは、スタッフ杉山です。
 

先日、早稲田大学で『第3回多様な学び実践研究フォーラム』という、
日本中の様々な学びの場を実践している実践者と研究者とむすびつける会(フォーラム)を、
実行委員として開催しました。
※写真にある「JDEC日本フリースクール大会」は別の主催です
 

そのフォーラム1日目に、実践校として東京サドベリースクールに通う生徒2名が、200名の前でお話ししました。
 

また2日目には、わたくし杉山が分科会にて、多様な学びのひとつであるサドベリー教育では
「多様な学びと自己評価」について、どのように考えているのかをお話しさせていただきました。
 
 

そもそもこのフォーラムは「第1回実践交流集会」という会が前身です。
この会は「制度の面からも子どもたちが様々な学び方、育ち方を選べる社会をつくりたい!」という想いから始りました。
第2回は関西で開催し、今回は関東で開催となりました。
 

今回のフォーラムの主な目的は、
 

①多様な学びとその支援についての実践的な総合へのチャレンジ
②子ども参加による実践的な研修へのチャレンジ
③多様な学びとその支援の実践を支える制度研究へのチャレンジ
 

としており、実際に生徒がその場で話すことに大きな意味がありました。
(こういう教育のことを考える場に、当事者である子どもたちがいないことに、私たちは違和感を感じるのです)
 

東京サドベリーの生徒2名は、200人の参加者の前で堂々と、笑いも取りながら話をしていました。
こういった場でお話をすることに興味のある生徒たちとどのようにやっていくのか話をしてきました。
また機会がありましたら、ご紹介したいと思います。
 


登壇前。リラックスしています。
 


登壇が始まりました。スタッフが質問し、生徒が答えていきます。
 


最初から笑いを取っていました。
 


もちろん真剣な話もしています。
 


 


その後の交流会でも、生徒達は参加者の皆さんからたくさんの質問をいただいていました。
 
 

(スタッフ 杉山)
 
 

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親子で実際のスクールの様子をご見学いただけます。スクールの様子を親子で見学されることで、その後一緒に検討することができると考えています。
 

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