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 サドベリー日記

 

 

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夢はなに?という質問について


スタッフの杉山です。
 

わたしは時々、大人は子どもを教育によって何者かに仕上げようとしているように思います。
最近でいえば、
 

‟グローバルリーダー”
‟英語ペラペラ”
‟プログラミングができる”
‟社会で役立つ人間になる”
 

ん~、、なんでしょう。何か違和感を感じます。
本人がそうなりたいと言っているならまだわからなくはないのですが、大人がそうさせようとしていることに違和感がある気がするのです。
 


(「グローバルリーダー」と検索して出てきた画像)
 

そして大変人気のある質問。
 

「夢はなに?」
 

わたしも元子どもとして、「夢はなに?」と聞かれてよく困っていました。
卒業文集に将来の夢を書くとき、大人から聞かれたとき、「別に夢はありません」なんて答えられなかったな。
何か言わないといけないと思っていましたし、何かいい事を言ってほしいという感じが伝わってきていました。
そこで「特にないよ」と言う事もできたんだろうけど、そういう発想にはならなかった。
いい子してましたしね。
 

子どもがみんな、夢を持っているわけではないですよね。
それは大人もそうだと気づいたのは、大人になってから。
夢がなくてもいいんじゃんと思ったのはさらにそのずっと後でした。
 

誰が良い悪いというわけではないのだろうけど、何か今の教育や、大人が子どもに向けているものに息苦しさを感じることもあります。
夢があるというのは、良いことだという社会通念があるのかな。
 
 

サドベリースクールという(私にとって)最高に本質的でおもしろい教育に出会えて、幸運なことに何度かのチャレンジののちその学校を始められて、今3食ご飯が食べられて、素敵な生徒や保護者の皆さん、仲間たちがいてくれて、とても幸せを感じています。
 

「あぁ、なんて幸運なんだろう」
 

面白いもので、そういう状況になってまた聞かれるようになりました。
 

「夢はなんですか?」
 
 

最近はこういう風にお答えさせていただいています。
 

「特にないんですよねぇ。私自身、『子どもに自由を』というテーマがあり、それをまさに体現している学校に関わらせていただいてますし、子ども達が自由に教育を選べるようになるための法律づくりをさせていただいていますが、夢というわけではないですし。本来私が言うまでもなく子どもも大人も自由な存在ですから、それを当たり前の状態にしたいだけなんです。大人は好きに仕事を選べ、好きな人と結婚し、好きなところに住めるけど、子どもはそうじゃない。教育も学校も先生(大人)も選べるようにしたいし、学校でやりたいことをとことんさせてあげたいなと思っています。」
 

そうお話しさせていただくと、「それ夢ですよ」と言われるのですが、なんか夢というと違和感があるんです。
 

世の大人は子どもや何か積極的に活動している(ように見える)人にも、「こうなってほしい」「こういう夢を語ってほしい」ということがあるのかな。私は全然ないんですけどね。
 

別にグローバルリーダーになってもならなくてもいいし、主婦(主夫)になってもならなくてもいいし。
私が関心があるのは本人が幸せかどうかで、形ではないんですよね。
 

そもそもグローバルリーダーとかなりたくてなるというより、自分のやりたいことをしていたらどんどん目や足が外に向いて自国を飛び出し、チャンスを引き寄せてその業界なりに影響を持っていったということなんじゃないかなと。だから大切なことは自分が何に興味があるか心の声を聞くことなんじゃないのかな。
近くで海外に出始めている人たちを見ていて思います。
 

起業はやりたいことをやりたいようにやる1つの手段であって、起業そのものが目的ではないのと似ているような。でも、なんか起業ってかっこよく見えやすいんですよね、私も「起業かっこいい」と思って、起業相談会とか行っていました。
 

話しを戻しますが、なんて色々書いてきて、今私自身が大人になってみて「子どもに期待することは特に必要ないんじゃない?」と思っていますが、でもきっと、自分も無意識に「こうなってほしい」と思ってしまっているのかもしれないな。気を付けようと思いました。
 

よく保護者の方とお話ししていて、「こうなってほしいと、期待しないという事は難しいですね!」とお聞きしますが、
あぁ、でもたしかに期待しないということはなんて難しい。特にパートナーに対して(笑)。
 
 

(スタッフ 杉山)
 
 

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12

答えはないってわかった


2回目のビジョン作成ミーティングを行いました。
 

今回はお盆前ということで参加者は当初予定通り多くはありませんでしたが、少人数な分、深く広く話をすることができました。
 

今回も話し合ったのはTSSのこちらの理念ふたつ。
 

・あるがままの自分を信頼し選択することで自分の人生を生きる
・自由と社会性の調和
 


ジバニャンも参加中?!
 


哲学的な話が好きなので、自分からどんどん発言している生徒も
 

印象的だったのは、12歳の生徒が、「ずっと自分について悩んでいた。でも答えはないってわかった」と言ったこと。
 

本当に本当に考えて、悩んだからこそたどり着いた、答えはないという自分なりの答え。
ほんとに素晴らしいなと思いました。
 

秋からはTSSの未来についての話を進めていく予定です。
まっさらなキャンバスに、皆で自由に未来を描いていけたらいいなと思います。
 
 

(スタッフ 杉山)
 
 

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09

ご質問にお答えします


Q同世代の子が学校で勉強しているときに、 うちの子が自分の好きなことだけをしてていいのか不安になるのですが?
 
 

ご質問頂きありがとうございます。スタッフ杉山が、お答えさせていただきます。
 

同世代の子が学校で勉強しているときに、お子さんが自分の好きなことだけをしていていいのかご不安になられるとのこと。そうですよね、多くの皆様が不安を感じていらっしゃいます。
 

 

これまでたくさんの同様のご質問を頂戴しました。
僭越ながらその傾向として、ご質問のご意図は、
 

「社会に出て不利益を被るのではないか」
 

ということかと推測させていただきます。
 

勉強というのがカリキュラムの教科のことという前提でお話させていただきますが(広い意味では人生すべてが勉強ですので)、本当にお好きであれば、やめなさいと言われても、隠れてでもやります。
私が子どもの頃、布団の中でこそこそゲームボーイをしていたように(笑)。
 

ちなみに以前見学にいらした親御さんで、「外に出ずに本ばかり読んでいるので、もっと外に出てほしい!」というお母さんもいらっしゃいました。もしかしたら「うらやましい!」と思われるかもしれません。
しかし、そのお母さんは本ばかり読んでいることに真剣に悩まれていたのです。
 

私たちサドベリースクールのスタッフは、「勉強の価値は上で、遊びは下」という考え方をしておりません。
 

本人が今やりたいことであれば、それが大人には遊びに見えたり、将来役に立たないように見えることでも
価値があることだと考えています。
 

やりたいことをとことんやらせてもらえた経験は、自分は好きなことをやっていいという自己受容感や、幸せな子ども時代の思い出として残ります。
それこそが子ども時代で必要なことであると考えています。
 

実際に見学に来られた大人の方に「私も子どもの頃、好きなことや興味のあることをやっていいよ、と言ってほしかった」と、どれほど聞いたかわかりません。
「そんな子ども時代を送っていたら、今自分が何がしたいか迷ってばかりいなかっただろうに」と。
 


 

しかし、私も含め、なぜ人は周りと比べてしまうのでしょう。
なぜ本人に任せられないのか。信じられないのでしょうか。
周りと比べることで、「あなたを信じられないよ~」と暗に伝えてしまっているかもしれません。
 

ちなみにサドベリースクールは、自分のしたいことができる自由だけでなく、皆でやりたいことや解決すべきことについて話し合い、答えを生み出していく場でもあります。
そのため、‟本当に”自身に向き合えれば、コミュニケーション力や自分で行動する力も養われていきます。
 

一般的な学校の教え方や考え方が嫌い、でも勉強(カリキュラムの内容)が好きなのであれば、サドベリーでもご自身でやると思います。もし止められていても毎日ゲームをやるように、本が読みたくてたまらないように。
 

自分のやりたいことがあり、そのために大学に行きたくて16歳で高卒認定を受験しようと、スクールでカリキュラムの勉強している14歳の生徒がおります。
スタッフがよく事務仕事をしている部屋の隣の部屋で、ぶつぶつ何かを覚えながら勉強しています。
 

勉強がやりたいのであれば、サドベリーでやればいいと思います。
私たちは特に、カリキュラムの勉強を禁止しているわけではありません。
 

ただ、自由にやっていい環境でやらないのであれば、本人はやりたくないことかもしれませんね。
そして、やろうと思っているのにできないのであれば、どうやったらできるのか考えることこそ、社会に出て必要な本当の学びであると考えています。
 
 

サドベリースクールは、子ども自身にどう生きてほしいのかを考えてもらう場です。
それが、主体的に自分のやりたいことを見つけ追求し、その道で食べていく生き方であればそれでもいいし、違う生き方をしてもいい。
 

それは本人(生徒)が自分で考えていくことであり、他人(周りの大人)がその子のことに踏み込むことではないという考え方です。
今はやりのアドラー心理学でいう「課題の分離」という考え方と同じですね。
 

子どもに、自分の人生を自分で考える生き方をしてほしいのであれば、大人側が「こうしてほしい、こうなってほしい」というものを手放さなくてはなりません。
 

これは結構大変でして、大人であれば誰しも子どもの将来を憂うのは当然かと思います。
そのうえで、「勉強(何かを)するのは本人の責任で、周りの誰か(大人)の責任ではない」ということが必要になってきます。
 

不安なのは、本人なのか、私自身なのか、区別をする必要があるかと思います。
そのうえで、1人1人が自分の本当の声を聞く必要があるのではないかなと考えています。
 


 

きっとそれができると、いい意味で、楽になりますよ。
 

(スタッフ 杉山)
 
 

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02

勉強会:公教育とサドベリーの違い


スタッフとボランティアスタッフによる勉強会を行いました。
 

勉強会といっても堅苦しいものではなく、和気あいあいと好きなデザートを食べながら行っています。
でも真剣に話し合います。
 

今回のテーマは、『公教育とサドベリーの違い』でした。
 


 

ボランティアスタッフの中に公教育の教員を10年以上経験しているメンバーたちがいます。
 

彼女たちに、実際にサドベリーで日々過ごしていて、さらに公教育で先生もしてきて、何が違うと感じるのかを伝えてもらいました。
そしてほとんどの大人がそうですが、かつて公教育に通っていて何が違うと思うのかも話し合いました。
 

例えば、
 

サドベリー:在ること、在り方(being)が多い
公教育:やること、やり方(doing)が多い
 

サドベリー:動機付けは、子ども自身がする
公教育:動機付けは、学校側がする
 

サドベリー:目の前の現実を変えやすい=自分は「それ」を変えられると思える
公教育:目の前の現実を変えずらい
 

などなど、たくさんの意見を交換し合い、それぞれの考えていることや視点を共有し合いました。
 

また、勉強会後は最近の出来事などについても話し合い、起きる現象は直接の当事者であっても、そうでなくても、私たちのコミュニティーで起きることであれば、私たち1人1人の在り方に関わっているという事を振り返る時間となりました。
 


 

いつもサドベリーまで片道2時間かけて通っている大人が何人もいます。
今回はいつもサドベリー(東京の西の方)で行っているので、東京の東の方(千葉より)で開催しました。
サドベリーに来るより半分の時間で来れた人もいれば、片道3時間かけて来てくれたメンバーもおり、それでも来てくれてみんなで話し合おう、勉強しようという気持ちが素敵だなと思いました。
 

(スタッフ 杉山)
 
 

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