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よくあるご質問

■学校生活について■

Q.勉強を教えないということですが、生活するために必要な読み書きや算数は
いつどこで学ぶのでしょうか。

また、大人になっても読み書きができないということにはなりませんか。

A 私たちは読み書き算数に関わらず、何か動機づけて、こちらから「与える」ということをしておりません。生徒たちから教えてほしいと依頼があった場合は、本当にやりたいのかの確認と、その活動の約束を一緒に考え、レッスンが発生することがあります。
しかし、ある程度経済的に発達した地域というのは、身の周りに読み書きや算数を理解した大人や年長の子どもがいたり、活字媒体といったものがあります。
その中からその子が必要だと感じた時に、自分にとっていい方法を選び、最も効率よく習得する傾向があるようです。
 40年続くサドベリー・バレー・スクール(以下SVS)の創設者、ダニエル・グリーンバーグ氏は「SVSでは今のところ、字が読めないまま学校を去った子はいません。」と語っています。
実際、人生のある時点で、これからの人生で読むことや書くことが必要だと感じ、周りの友人や大人に習っているようです。
本当に必要だと感じているので、あっという間に習得してしまっていることがあります。

Q. 子どもがゲームばっかりやっていたら、スタッフはどうしているのですか?

A. スタッフからゲームに対して「止めなさい」と注意を促したり、「他の活動もしてみたら?」と誘導することは一切おこないません。ゲームばかりを毎日やっていると聞くと、親としては「そんなことをさせるために学校に通わせているのではないし、学費を払っているのではない!」という気持ちになるかもしれません。
しかし、全ての活動は永遠に続くことはありません。飽きるまで行えば生徒は満足して次の活動へと興味が移っていきます。逆に取り上げてしまうと、ゲームに対しての執着が生まれ、隠れてでもやろうとします。
またゲームは悪いことばかりではありません。ゲームを友達とやることを通してコミュニケーションを学んだり、集中力や推測する力、達成する気持ちよさを味わうことにもつながります。
ある生徒は2週間ゲームをやり続けて、全てクリアしたので、もうゲームは必要ないと全く見向きもしなくなり、その代わりに算数ドリルをゲーム感覚ではじめました。
とても面白かったようで、こちらもすぐにクリア(満足)して次の興味に移っていきました。

Q. 好きではないこともやるのは子どもの教育にとって大事ではないですか?(自由にばかりしていては、子どもは学ばないのではないですか?)

A.  一見、自由ばかりと思われる学校ですが、一般の学校より自由が大きい分、個人個人に全ての責任が任されているのが事実です。
たとえば、ミーティングで決められたルールは守らなければいけませんし、日々の学校生活では、時間になれば自分達が決めた掃除をしなければいけません。自分の意見が通らず、他の生徒達の意見に従わなくてはいけないこと(そしてそれは応々にして好きではないこともある)もあります。
さらに毎日の活動の中では自分で時間をコントロールして活動を決め、行ったことや結果に責任を持たなければいけません。このコミュニティーを心地よくさせるために自分の主張をすることも必要ですが、他者の権利を守ることもとても重要です。それは非常に重要な学びではないでしょうか。

Q.卒業証明書は出ますか。また卒業後は、どのような人になっているのでしょうか。

 スクールが用意した卒業証明書はありますが、一般的に△△中学校卒業、というものではありません。高等学校を受験する場合は※『中学校卒業程度認定試験』を受ける必要があります。
 こちらもサドベリー・バレー・スクール(以下SVS)の例ですが、およその卒業生は自分自身というものを同じ年齢の人たちより、もう少しわかっていると言っています。
そして、進学するような子は、大学などに入る前も入った後もよく勉強をする傾向があるようです。それは「自分はこの大学に入って、こういう勉強がしたいということがすごくはっきりしているから」とのこと。
 SVSの卒業生は総じて想像力や革新性・柔軟性があり、好奇心が強く、間違いを恐れない、そしてコミュニケーション能力が高い傾向があるようです。そしてそれは、東京サドベリースクールで見られる特徴でもあります。
卒業後のおよそ70%が希望先に進学し、他の子は就業に就きます。
職種は多岐にわたり、大学教授や弁護士もいれば、パン屋、写真家、ミュージシャンもいます。アーティストや自分でビジネスを立ち上げる人が多いようです。

※ 中学校卒業程度認定試験とは
中学校卒業程度の学力があるかどうかを認定するために国が行う試験であり、合格した者には高等学校の入学資格が与えられる。

Q. 進学する時には当然、勉強をしなければならないと思いますが、どのようなサポートがありますか? 

A. 生徒達は自分の学び方を長い時間かけて身につけていきます。いざ進学という目標が見つかった時には一番やりやすい方法で学びます。スタッフやボランティアが一緒に調べながら勉強することもありますし、本人が望めば、大学生のボランティアが家庭教師をすることも可能です。さらに詳しく学びたいときには、当校の特徴であるアドバイザーにお願いすることもできます。
本人が望めばいつでも周りの大人がサポートしてくれる環境を、今後さらに充実させていきたいと考えています。

学校について■ 

Q. 同じサドベリーモデルの学校でも、学費7万円の「東京サドベリースクール」は、他校とどのような違いがあるのですか?

A. サドベリースクールといっても色々なタイプの学校があるかと思います。東京サドベリースクールでは、生徒が毎日過ごす場所として、手造り家具などの住環境を用意しています。日常触れる家具や、目に入る緑豊かな環境が生徒達に与える影響は大きいと考えているからです。
また、スタッフに対しては生活が十分できる給与を支払い、サドベリースクールのスタッフの仕事に集中できるようにしています。また、2011度の財団化を目指しており、より社会的に信頼されていく学校を目指しています。現在の校舎だけでなく、今後、広い公園(砧公園を検討中)の徒歩数分圏に分校を作り、生徒がのびのびと活動できる豊かな環境づくりを考えております。
これらの計画をふまえた上で、実際に税理士や会計士と話し合い、東京サドベリースクールとして妥当である金額の設定を行っています。もちろん今後によっては学費が変わる可能性もあります。

 Q. 東京サドベリースクールの一番の特徴はなんですか?

A. アドバイザー制度やボランティア制度は東京サドベリースクールのとても特徴的なところです。また、国際的な環境を整えることにも力を注いでいます。昨年度はボストンのサドベリーバレースクールより卒業生を招いて、講演会をしました。今後は国内のサドベリースクールや海外の学校との留学制度なども整えて行けたらと思っています。 

Q. アドバイザー制度とは何ですか?

A. 生徒たちが専門的な事を学んだり、身につけたいと思ったとき、その道のプロから教わる事が一番だと考えています。
その際に、アドバイザーとして、技術や知識を伝授いただけるプロを、東京サドベリースクールでは登録制にさせていただいています。
アドバイザーには専門的な知識や技術とともに、子ども達の好奇心や真剣さを応援したいという方にご登録いただいております。
子どもたちは、アドバイザーと必要なときに自らコンタクトをとり、日程や費用の交渉をして、学びを深めていきます。
また、学校を創る上で必要な事をスタッフにアドバイスいただくこともあります。

【アドバイザーに望ましい条件】
・子どもたちの未来を信頼している方
・ご自身の才能を生徒や関わる大人と分かち合ってくださる方
・定期的に学校には通えなくとも、スクール運営に専門的な知識や技術を提供くださる方
・このような学校教育を研究されていたり、そのような生き方をされている方
                                          
Q.  学校のオープン時間が変わることはありますか?

 A. はい。これまでオープン時間を早くしたいという話し合いがなされたことがありますが、スタッフの給与などを考慮して、現在は10時から16時となっています。
ただ、今後生徒から変更の要請があった場合は新たに話し合いをして決めていきます。この学校は、生きている学校です。毎日いろいろなルールが決まり、改正されていきます。

■入学について■

Q. 入学ステップで断られることはありますか? 

A. 断るというより各ステップでお互いが話しあった結果、自分の事を自分でまだ責任が取れないと言う理由で次のステップに進まれない方もいます。
入学ステップの「面接」では、よりサドベリースクールについての理解を深めていただくためのご家族ごとの面談となります。その後、体験週間(visiting Week)となります。そこまで経験していただいた後、ご家族で「この学校が本当に合っているのか?」についてじっくり話し合っていただきます。また学校でも受け入れができる体制なのかを話し合い、相互の合意のうえ入学手続きと進みます。

Q奨学金はありますか。

A 現在のところ設けておりません。