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東京サドベリースクールの理念と特徴

【理念】

東京サドベリースクールは、人間が本来持つ『大好きなことを見つけ、追及し、育てる力』と『他者と共存する力』を育む学校です。

・ 人は、自分が本当にやりたい、必要だと感じ行動したときに一番良く学びます。そのため、その環境を整えることが大切です。

・ 人は自然と色々なことに興味を示し、探求しようとする力があります。

・ 言論と行動の自由は、自己責任を発達させます。

・ 大人を含めた多様な年齢の中で関わり過ごす子どもたちは、あらゆる人間関係の中で成長します。

【特徴】

【好奇心を伸ばす自由】
・ カリキュラムや時間割、テストがなく、人が生まれながらに持つ好奇心を尊重し、大好きなことを自分が満足するまで追求できる自由があります。その瞬間の学びを信頼し、その日何をするのかを生徒自身の選択に任せています。

【自主性が育まれる環境】
・ 他の誰からも指示されることはなく、自らやりたい活動を見つけ出し、経験を通して学びます。そのため、スタッフ(大人)は頼まれぬ限り、「与える」ことはしません。生徒の成長を急かさない、ゆったりとした環境を整えています。

学年やクラス分けをしない(年齢ミックス)】
・ 学年やクラス分けはなく、あらゆる年齢の大人や生徒と過ごし、活動すしています。大人も含めた様々な年齢や考え方の中で過ごしながら、自分自身の発見や、人とのコミュニケーションをとる方法を学びます。

【自分のことに責任を持つ】
・ 自分の責任のもと、何をするのか自分で決めて過ごすことが、生徒の責任感を育んでいます。 
選択した活動とその結果を、生徒自身に委ねており、自由には責任も伴うのだということを学びます。

【生徒の学校運営への参加(スクールミーティング)】
・ 生徒が大人と平等な一票の権利を持ち、対等な話し合い(スクールミーティング)のもと、自分たちのルール作りから、学校運営の決議、スタッフ選考にまで参加でき、一票の権利を行使できます。
・ スクールミーティングには、毎日のミーティングや週一回の大きなミーティング、年1回の学校総会(年度計画や、スタッフ選考)などがあります。学校総会は、生徒のみならず、保護者にも1票権利があり、生徒・保護者・スタッフみんなで学校を作っていこうという、サドベリースクールの特徴的な日です。

学校司法委員会(JC:Judicial Committee】

・何かをされたり、見ていて不快に感じたことなど、相手に対して学校の中で公的に訴え、生徒とスタッフが複数いる話し合いの場を作ることができます。訴えられたから悪いのではなく、お互いにこういう気持ちだったのだと伝え合う場です。

卒業は自分で決める】
・卒業する時期を自分で決めることができます。「私にとって、このスクールでの学びは終わった。
 次のフィールドに行く時期が来たんだ。」と感じたら、このスクールで何を学び、それをどう今後活かしていこうとしているのかを、自分自身について他の生徒やスタッフに話し、卒業者と認められれば卒業ということになります。

【東京サドベリースクール独自の取り組み】

【アドバイザーとボランティア】

東京サドベリースクールでは、正規スタッフの他、アドバイザー、ボランティアなどが学校の環境作りに携わっています。

=アドバイザー制度=
・ 学びたいことがある際、スタッフ以外に学校に登録している各分野の専門家に自ら交渉し、アドバイスを求めたり、教えてもらうことができます。また、自分で見つけて教えてもらうこともできます。

 
活躍されているアドバイザー:作家、経営者、元プロ野球選手、通訳、税理士、行政書士、臨床心理士、カウンセラー、チャイルドセラピスト、大道芸人、英会話講師など

=ボランティア制度= 
・生徒のための環境作りや活動を様々な観点からサポートするボランティア制度を設けています。生徒が希望した場合、選考基準を満たした登録ボランティアの中から、生徒の必要に応じてサポートを受けることができます。また、サドベリー教育の研究、発展のために翻訳ボランティアが、海外の資料を翻訳したり、運営などのサポートもしています。

活躍されているボランティアメンバー:翻訳チーム(約10名)、スクールサポートボランティア(約30名)など

=ファウンダー(設立メンバー)=
・学校設立から、経営、人事に責任を持って運営しているメンバーです。現在4名のファウンダーが、生徒の自由な学びと自立を育む場作りを支えています。

【五感を大切にした環境】
・手作り職人による家具や庭の四季折々の草花など、生徒達に関わる全てが、感性を磨くものです。目に入る物や触れる物などの環境を大切にしています。

【国際的な環境と活動】
・ボストンのサドベリー・バレー・スクールを始め、全世界のサドベリーモデルの学校と交流をはかり、国際的な環境を整えることに努めています。

【サドベリー教育の研究と実践】
・40年の歴史あるサドベリー・バレー・スクールの理論や哲学を基に、臨床心理士や経営者など各界の専門家の様々な視点を活かし、サドベリー教育の研究、実践に努めています。