東京サドベリースクールは、アメリカのマサチューセッツ州フラミンガムの私立校サドベリー・バレー・スクール(1968年設立)をモデルに、「東京にもサドベリースクールを!」という有志により2009年4月に開校した全日制の学校(スクール)です。 

東京サドベリースクールは、生徒がひとりの人間として自立して自由に、また社会に生きる市民として豊かに生きるには、「自分を育て、社会を学ぶ」必要があると考えています。

そのため生徒とスタッフで共に作成した存在意義・価値観を大切に、市民教育と人格形成を柱とし、権利と責任を通じて、生徒が自分で自分を育てています。

また当校は不登校のための学校(フリースクール)でも、一般的な学校の代わり(オルタナティブスクール)でもありません。東京サドベリースクールで自分を育て、社会を学びたいと決めた子どものための学校となっています。

そのため幼保小中学校の卒園卒業のタイミングからでも、小中高校の途中からでも入学可能とし、また生徒自身のタイミングで卒業できるようになっています。

私達が存在する意義

自立する人と社会が育つ学校

私たちは東京サドベリースクールの存在意義を、生徒とスタッフで考えました。なぜなら東京サドベリースクールは、生徒もスタッフと同じように学校をつくる1票の権利と責任が与えられ、共につくる学校だからです。

この学校は生徒が自ら学びをつくる学校です。では何を学ぶのか。

生徒が行う活動は様々ですが、その根底には生徒が現実社会に直面し、他の誰でもない自分の人生を生きていくこと。また人間は人との関わりの中で幸不幸を感じるものですので、社会の一員として他人とよりよく生きていくことがあります。

自分の人生を、他人とともに生きること。

これはまさに現実社会の話です。そのためには、生徒自身が自立して生きることが大切だと話し合いました。真に自立した人間は自分も他人も大切にし、また自由を扱えるようになると考えたからです。
 
しかしながら、自立するのは生徒だけではありません。生徒に関わるスタッフ自身も、自立した人間として生きていくことを大切にしています。
またそれは保護者の皆さんにも必要なことだとお伝えしています。人は子ども・大人に関わらず、常日頃接している人に影響されるからです。
 
東京サドベリースクールは、生徒が自立する人間に育ち、また自立した人が集う社会も育つ学校でありたい。そのために大切にする価値観も以下のように考えました。

私達が大切にする価値観

  • 私たち東京サドベリースクールは、自ら感じ考え行動し、他者と尊重し合って生きていく人が育つためにある
  • 私たちは子どものあるがまま、自然な成長、個人の自立を大切にし続ける
  • また、より良い社会を形成するための機会から、1人1人の意識により安全な空間を生み出せることを忘れない
  • すべての人がより自立した人間に成長し、お互いに尊重し、応援し、感謝し合う場所を皆で創るチャレンジをし続けられることこそが、東京サドベリースクールの存在する意味である

上記のための具体的な教育方法については、教育についてをご覧ください。