【お知らせ】不登校から新たな道を歩み出した生徒たち(3)

【安心して自分を育てられる環境を、子どもたちに】
(不登校から新たな道を歩み出した生徒たちへのインタビュー (3) )

8月も最後の週となり、多くの学校やスクールではもうすぐ夏休みが終わりだと思います。
お伝えさせていただいていますが、9月1日は、子どもたちの自殺が最も多い日だといわれています。
その日の前に、たくさんの親子に、他の道もあることを知ってほしい。

「みんなと同じ学校に行くことが正解」
なのではなく、
「あなたらしくいられる環境こそがあなたにとって最適」
なのです。
それがたまたま多くの人が行く学校が合っていればそれでいいし、そうでなければ違う道に進んでもいい。
ただ社会がまだその制度に追いついていないだけなのです。

一説にはアインシュタインが発言した言葉で
「誰もが天才だ。しかし、魚の能力を木登りで測ったら、魚は一生、自分はだめだと信じて生きることになるだろう」
というものがあります。
魚なのに、木登りしていませんか?
自分の中に眠る、その「才能」や「関心」「大好き」なことを探しましょう。
それはきっとあなたにとっての本当の『宝探し』になるはずです。
今いる環境で見つからなさそうなら、それがしやすい環境に自ら移動するのも手です。
大人も転職します。子どもも転校していいんですよ。

今回も、小学校や中学校に行かなくなり、サドベリースクールという道を見つけた生徒たちに聞きました。
今回は1桁年齢後半の生徒へのインタビューです。
ぜひご覧ください。

10代後半生徒インタビュー(1)はこちら
10代前半生徒インタビュー(2)はこちら



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Q.可能な範囲でよいので、よければ前の学校等に行かなくなった経緯について、教えてもらえますか?
A.最初は小学校に行っていました。でも私は算数が好きですが、授業とか簡単であまりおもしろくなかったんです。みんなと遊んだりするのは楽しいけど、他のことやってみたくなって、違う学校に行きたくなりました。

Q.TSSを見つけた経緯は?
A.親がスクールカウンセラーさんに教えてもらってきました。スクールカウンセラーさんがサドベリーの話を噂で聞いていたそうで、「こういうところもあるみたいですよ」と教えてくれたそうです。

Q.入学してみてどのように感じていますか?
A.やっぱり色々なことが自由にできて楽しいし、経営ミーティングとかで皆で話してサドベリーをどうやってやっていくのか、続けていくのか話すのも好きです。私は皆で話し合うのが好きなんだと思いました。

Q .具体的にTSS のどのようなところが気に入っていますか?
A.自由なので自分で決められるし、友達ができるところです。あとミーティングがおもしろい。体験の時はあまり良さがわからなかったし、今も話し合うのは難しいけど、やるって心の中で思ったらやる気が出てきました。

Q.TSSのどのようなところが大変で、それらをどう乗り越えようとしていますか?
A.私は「やる」って心の中で思ったらやる気が出ることがわかりました。それと、皆がやっているところを見ていたらわかってくることがわかったので、そのようにしています。

Q.これからどうしていこうと考えていますか?
A.生徒になったら体験の頃よりやることが増えます。今は生徒になってやることが増えて、体験の時はできなかったこともできてきています。そうして良さがわかってくると思うから、サドベリーを卒業するときには自分や皆の良さがわかってくると思う。自分で考えて自分で行動するから、自分で行動することで良いところが見つかって、それを仕事にしていくと思います。
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【安心して自分を育てられる環境を、子どもたちに】
8/30(土):学校説明会(生徒にもじっくり質問できます)
毎週火曜日:親子見学会(普段の様子をご覧いただけます)

※令和6年中における自殺の状況(厚生労働省自殺対策推進室 警察庁生活安全局生活安全企画課)
https://www.mhlw.go.jp/content/001464717.pdf

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