ダニエルさん、ありがとう

こんにちは、スタッフの杉山まさるです。本日はお知らせがございます。

2021年12月2日、サドベリー教育の生みの親、ダニエル・グリーンバーグさんが永眠されました。

当時すぐにサドベリー関係者から連絡をもらいましたが、サドベリーバレースクールより公式発表などがないうちはお知らせを控えておりました。もしかしたら今後公式ではお知らせされないかもしれませんが、ダニーの長年の友人であるピーター・グレイ氏やあちこちで掲載されているので、改めて私からもお知らせさせていただきます。

私が初めてダニーに会ったのは私が2006年4月25日、25歳の時でした。それから数年後に東京サドベリースクールの設立メンバーとしてサドベリースクールを開校しました。

そしてコロナ前は毎年SVSに訪問し、ダニーに会っていました。iPS細胞研究所の山中伸弥先生が、アメリカのグラッドストーン研究所に毎月訪問し、最新の研究と原点回帰をしていると知り見習おうと、毎月はできなくとも毎年は訪問させてもらえたらとコツコツお金を貯めて毎年自費でアメリカに飛んでいました。

ダニーやSVSの皆さんは毎回受け入れてくれて、時にはSVSのちょうどよい時期へのタイミングが合わず、それでも新年度すぐの忙しい時に「あなたたちだから」と受けいれてくれたこともありました。

ダニーは以前病気をしていて、高齢ということもあり、お礼をちゃんと伝えたいという想いだけでアメリカに行ったこともあります。

「SVSを始めてくれて、これまで続けてきてくれたお礼をちゃんと伝えさせてほしい。ダニーが始めてくれたから、そして皆さんが続けてきてくれたから今、日本や世界中でサドベリースクールに通えている子がたくさんいる。ありがとう」と。

私はサドベリースクールの同じスタッフという立場として日本で一番ダニーに会ってきましたので、ダニーとの思い出はたくさんありますが、それは私たちだけのものとして大切にしていきたいと思います。

ダニー本当にありがとう。またいつかお話ししましょう。

ダニーからの東京サドベリースクールへのメッセージhttps://www.youtube.com/watch?v=ycD-jOXUx5c

メンターであり、友人でもあるダニー。ありがとう。
ありがとうの手紙を読み終えて。
サドベリーバレースクール夫婦スタッフと東京サドベリースクール夫婦スタッフ。
1968年開校以来、ずっと一緒にスタッフをされてきた奥様と。

記事の内容に共感いただけましたらフォローをお願いします!