ボランティアスタッフを経験して
今は小学校の先生になって活躍している元ボランティアスタッフの方から、感想をいただきました!
大学3年の3月。
部活の一部を引退し、「実際に私は何がしたいんだろう?」と改めて考え、自分に問いただし、探して出会った1つ。それが、東京サドベリースクールとの出会いでした。
大学では、なんとなくボストンの「サドベリーバレースクール」を取り上げて学習していましたが、インターネットを通じて東京サドベリースクールの存在を知り、とても魅力的に感じました。
それまでまさか日本に、このような素敵な学校があるとは思ってもいませんでした。
理念などを読んでも、「全て賛同!こんな素敵な学校が広まればいいのに!」「どうしても関わりたい!」と思い、サドベリーボランティアにメールを送りました。
そしてサドベリーに関わる方は、みんな心が綺麗で1度会っただけでどんどん魅力を感じて、人間にも学校にも引き込まれていきました。
私は生活の中で「これなんだろう?」「なんで?」という疑問を自分で持って、調べて解決していくときにこそ気づきや学びがあるのだと自分自身感じています。東京サドベリースクールは、子どもたちの自然な自発性を大切にしている学校で、魅力的だと思いました。
また、様々なことに対して、良い、悪いの評価がなく、ありのままを受け止めて、想ってくれる環境だと感じています。「みんな違ってみんないい」という言葉がぴったり。ゆっくり時間をかけ、事実(行動、見た目など)の裏に隠された内面を見ていきます。
サドベリースクールをやっていく上で、子どもやご家庭の方だけでなく、関わってくださる方、スタッフの気持ちも大切です。
心のシェア(今自分がどんな気持ちかをそのままを話す時間)、グッドアンドニュー(よかったこと、新しいことを話す時間)、経験、学び、知識、気づきを共有したり、自分、相手の「心」を大切にしている場でした。
そんな素敵なサドベリースクールでボランティアスタッフとしてさまざまな経験させていただいて、私は自分の価値観が変わり、見える世界も変わりました。
過去のもの、人、出来事の出会いから今の自分がいること、だからこそ全てに感謝すること、大切な人を大切にして、想いから行動すること、やりたいことをやること。大きなことから小さなことまで多くのことを感じました。
また、少しずつ自分を知ることもできました。そして、何よりもありのままの自分を好きになり、愛せるようになりました。
「ありのままの自分でいいんだ」「この自分を大切にしよう」と心から思いました。自分を大切にすることの中には、人を大切にすることも含まれています。
本当に出会えて良かったです。
自分の小さなひとつの勇気によって、広がっていった世界です。これからもこんな色々な素敵なものが詰まっている学校が広まって欲しい。応援していきます!本当にありがとうございます。これからもよろしくお願いします。