【サドベリー日記】子ども同士で学び合う、本当の「先輩・後輩」

「僕、議長やりたい!」 

ミーティングが始まる少し前のこと。

「僕、議長やりたい!」
「わたし書記やりたーい!」

と、元気な声が上がります。
手を挙げているのは年長の先輩でも、スタッフでもありません。年齢も1桁の年少の生徒たちです。その声を受け止めながら、年長の生徒がサポートしやすいよう、そっと隣の椅子に座ります。
東京サドベリースクールには、学年もクラス分けもありません。
一般的な小中高校にあたる12年間の間の歳の生徒たちが同じ空間で、それぞれのペースで毎日を過ごしています。
だからこそ、このような光景が自然に生まれます。


教わるのではなく、隣で育つ
議長を初めて担う子のそばには、経験のある年長の生徒が静かに寄り添います。

「こういうときはこう言えばいいよ」

と教えることもあれば、ただそこにいてくれるだけのこともある。
スタッフから教わるのとは少し違う、少しだけ上の同じ立場の生徒に教わる安心感があります。

年長の生徒たちにとっても、かつて自分が初めて経験したことを後輩に伝えるのは、知識が定着するだけでなく、
言葉の選び方やタイミングの見極め方など、丁寧なコミュニケーション力を自然に磨く時間になっています。



社会に出たら、年齢はばらばら
現代の子どもたちが同年代だけで過ごす時間は、思いのほか多いものです。
兄弟の数が減り、学校では同じ学年とだけ関わる日々。5歳差、10歳差を超えた関係は、大人になるまでほとんど経験できません。

でも社会はそうではありません。
職場も地域も、最初から年齢がばらばらです。
TSSでは、そのような年齢ミックスの環境を子ども時代から日常として経験することができます。
そのひとつひとつのやりとりのなかに、この場所ならではの育ち合いがあります。

(スタッフ 杉山)

新たな教育を見て、子どもの選択肢を広げてみませんか?

【オープンデイ】
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<開催日>月1休日毎週火曜
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