学びの種は好奇心(生徒記事)
こんにちは、生徒です。
「人は本当にやりたい、必要だと思った時に一番よく学ぶ」
これは現在、本校ホームページのトップにあるコピーです。
日記をご覧いただいている方はご存じの方も多いと思いますが、
サドベリーには決まった授業、カリキュラムがない分、自分の学びたいことが学べます。
勉強という形で学ぶこともできれば、それ以外の形で学ぶこともできる。
教科書を開くも、ゲーム機を起動するも、何かを創作するも、何もしないも、本人に決める権利があります。
もちろん、その行動の結果にある責任を取るのも自分自身なので、
自ら学びを見つけに行かなくてはいけないという一面もありますが、、、。
実際にそんな環境にいる生徒がどんなことをしてどんな学びを得ているのか、
この記事では具体的な例として、いつも記事を書かせていただいている
一生徒の私の考えや経験談を書いていこうと思います。
ご参考になれば嬉しいです。
何をして何を学ぶのか
先にお伝えさせていただく、私は好奇心旺盛な方で、悪く言えば飽き性な人間です。
ですので日々、サドベリーで行う活動も様々です。
最近のことだけピックアップするとこんな感じでした↓
パソコンで調べ物をしたり、生徒やスタッフと話し合ったり、記事を書いたり、
普段しない折り紙を織ってみたり、経済のニュースを読んだり、カードゲームをしたりと、
書いていたらキリがありません。
その時のブームもありますし、活動内容は変化してばかりです。
一貫している職人みたいなタイプではありませんね。
何か一つを極めることもできますし、いろんなものに手を出すこともできる、
そこを自分で選べるのはサドベリーのいいところだと思います。
結局大事なのは、行動から得る結果、ここでいう「どんな学びを得ているのか」の部分ですよね。
極端な話、勉強しても、ゲームをしても、ボーッとして過ごしても、
すべての行為の終着点に「学び」を得ることはできると私は思っています。
勉強なら、学問的知識を得ることができ、
ゲームなら、攻略するためにどうするべきか考える思考力や判断能力が得られます。
ボーッとして過ごしたなら、自身の行動を見直してみようと考え、自己管理能力が上がるかもしれません。
もちろん、どんな行動でどんな学びを得るかは人それぞれですので、一概にこうであるとは言えません。
結局は本人の行動次第であり、考え方次第とも言えます。
私の場合、パソコンに触れていることが比較的多いのですが、
パソコンで調べ物をしているだけでも、興味というのは無限に広がっていきます。
ニュースの内容に興味を持って調べていくうちに、世界経済に興味が移って、
世界経済の背景を理解するために歴史を調べてみたり。
それからなんやかんやあって(笑)、金融に興味を持ち実際に金融商品を買ってみたりもしています。
そういった興味、いわば好奇心を中心として根を張るようにして知識が広がっていくのです。
そこで得た知識を直接学びと捉えることもできれば、
得た知識を生かして行動した上で得た経験を学びと言うこともできます。また、行動と共にある感情に目を向けて何かに気づくことを学びと呼べるかもしれません。
(あと、それをまた誰か(生徒やスタッフなど)に話したりして、アウトプットしたり、意見を言い合ったりする時間も私は好きです。)
ですので結論的には「色々な方面からいろいろなことを学んでいる」ということになります。
結論としては抽象的ですが、事実として今の私にはこのくらいのことしか書けません。
思えば、この記事を書く活動も、いってしまえば「国語」の要素を学んでいることになりますね。
(国語で作文を書いたりするのが大嫌いだったのですが、今こうやって記事を書いているなんて自分でも不思議です。)
今後どのぐらい記事を出せるかわかりませんが、もし文章的に成長していたら、
まさに現在進行形で「学び」の影響を皆様にお見せできるかもしれません。
そうなれるよう、一生徒としてこれからも頑張りたいと思います。