【スタッフ教育コラム】大切なものを、大切に

私たちは人生の様々なことを、まるで大道芸のジャグリングの玉のように次から次へとこなしています。

しかし玉が多すぎると落とすおそれがありますね。
そのとき、落としても大丈夫な玉もあるし、次の玉にかえればよいものもある。
しかし1度落としてしまうと砕けてしまう玉もある。
人は誰しも、それらを見誤りがちです。

ある日、生徒達と企画した映画とボーリングで外出しました。

ボーリングでは、複数の球を扱うことより、一投一投が大事なことを学べます。
日頃の個人の興味ある活動に没頭したり、皆で話し合い学校運営する真剣な時間も大事。
そして、皆でわいわい楽しむ今この時も、まさに「貴重で価値あるもの」。

それらはこの1つに集中すること。
一生は一日の積み重ねです。

古来より、玉には「貴重で価値があるもの」という意味もあります。
自分にとって、相手にとって、家族や組織にとって、そして子どもにとって、
“本当に”大切なものはなんだろう。
それを落とさないようにしていきたいものですね。

今日という日は人生分の1日。
すべての日を完璧にすることはできませんが、
それでも意識して、日々を積み重ねていきたいもの。
そうすればきっと子ども時代が、人生が、輝いていたと振り返られると信じています。

(スタッフ 杉山)

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