【スタッフ教育コラム】失敗から学んだ、本当の優先順位
いくつかの大学の学長や理事長は、多忙なスケジュールの合間にあえて学生の講義やゼミの時間を作り、学生との接点や現場を知ることを大切にしています。
「現場の実態を知るため」
「学生との信頼関係をつくり、理念を直接伝えるため」
「現場を知らなければ、本当のことは決められないため」
そして、
「研究機関であるとともに、教育機関としての本質を忘れないため」
という信念からです。
TSSのスタッフも、その想いを、日々の実践の中で深く感じています。
一緒にいることで、はじめて見えてくるもの
TSSであれば、生徒と遊び、話し合い、同じ時間を共有することでこそ見えるものがあります。

写真のように、遊具を一緒に回し、笑い声をあげる。何気ないその時間の中から、生徒の本音や小さな変化がふとこぼれてきます。
また話し合う中で、生徒がどういうことを考えていたり、どのようなパーソナリティを持っているかも見えてきます。
スタッフが本当に知るべきことは、その瞬間に宿っています。
私たちは世界初のサドベリースクール、サドベリーバレースクール(SVS)を毎年訪れていましたし、実数としても日本で最も訪問した実践者です。
その私たちから見ても、創設メンバーのダニエル・グリーンバーグさんをはじめ、スタッフ全員が生徒との関わりとスクール運営を同時に担っていました。
特別なことではなく、当たり前のこととして。その姿勢は、TSSにも受け継がれています。
さらにTSSでは、スタッフの1日の活動時間を5分単位で毎日記録しています。
実際の「生徒と一緒に活動していた時間」を数字で可視化するためです。
意識しなければ、大切な時間を見失ってしまう。そんな経験が、私たちにはあります。
生徒と過ごす時間を、いちばん大切なことに
かつて、運営業務に力を入れるあまり、気づかぬうちに生徒との心の距離が広がっていった時期がありました。
もちろんスタッフは誰もがスクールを続けていくこと、より良い場にしていくことに真剣でした。
だからこそ、気づくのに時間がかかりました。
教育機関の第一義的責任は、生徒学生の命と安全です。
それは命や安全を脅かしてまですることではありません。
すべての教育機関は、そ土台の上にはじめて、生徒が何かを育て上達するための教育があるのです。
「もっと良い学校になりたい」
すれ違いが起きてしまったスタッフと生徒のみならず、同じコミュニティの一員である全ての生徒とスタッフに夜話し合いが行われました。
互いにちゃんと向き合い、思いやりを持ちながら気持ちを聞き、伝えながら話し合いました。
「これから、どんなスクールにしていきたいか」
そのうえでの優先順位を決めました。話し合いを経て決めたことはシンプルでした。
現生徒が最優先。
大切にしてきたことを思い出しました。そしてこれを、これからも大切にしてきます。
新たな教育を見て、子どもの選択肢を広げてみませんか?
【オープンデイ】
サドベリースクールを見学&プチ体験してみませんか?生徒の様子をご覧いただいたり、お子様が生徒と一緒に過ごせる時間、学校説明など選べます。親御さんのみも歓迎です。
<開催日>月1休日・毎週火曜
https://tokyosudbury.com/information-session/

【1日学校体験】
生徒と同じようにサドベリースクールを1日体験できます。
https://tokyosudbury.com/school-experience/

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