【スタッフ教育コラム】子どもが家族の愛情を実感したとき

先日、生徒とスタッフで、学校経営の個別事項について話し合っていました。
テーマは「東京サドベリースクールに合う親御さんとは、どんな人だろう?」というもの。
いわゆるマーケティングです。
TSSでは、学校のルールも方針も、生徒とスタッフが一緒に考えます。
この日も意見が出るなかで、AIからもアイデア出しを行っていました。

AIが言葉にした「うちの家族」
AIが出した答えはこうでした。
「子どもを自分の人生の主人公として信頼し、自立した幸せな人生を歩んでほしいと願う親」
「学力よりも、自立・主体性・幸福感を重視する家庭」
それを見た生徒が、思わず静かな声で、
「これ、そのまんま、うちだ!」


話し合いが、自分を映す鏡になる
スタッフが、
「成績や勉強以前に、あなた自身をひとりの人間として見てくれているということだと思うよ」
と伝えると、生徒はしばらく黙っていました。
学校のことを決めるはずの話し合いでしたが、いつの間にか自分を振り返る時間に。
「自分がどんな家族に育てられているか」
を、改めて言葉として受け取れた瞬間だったのかもしれません。
ただ実はTSSでは、このようなことは珍しくありません。
何か大切なこと考え話し合っているうちに、それが自分につながる大切なことに気づくのです。


「この子自身」を見ている
勉強、進路、将来——子育てにはいろいろと気になることがあります。
もちろん、勉強が気になる親御さんもいらっしゃる。
でもTSSに集まる親御さんに共通するのは、
「この子が自分らしく、幸せであってほしい」
という気持ちです。
「これは、子どもが生まれたときに思ったことです。周りの声に影響されて、長らく忘れていました」
とは、以前実際に保護者さんから頂いた言葉でした。

子どもが自分でやりたいことを選び、迷いながらも考えて、自分の言葉を持てるようになっていく。
それを大切にしたいご家庭とともに、その過程をそばで見守れる教育がTSSにはあります。
この日の生徒は、自分がいかに家族にひとりの人として大切にされているかを感じられた様子でした。
それは、本人にとって大切な学びになってくれたと思い、何より嬉しかった瞬間でした。

(スタッフ 杉山)

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