【スタッフ教育コラム】根拠ある自信を積み重ねる
先日『秋のポットラックパーティー』と銘打って、
保護者さんやご寄付者の皆様、ボランティアスタッフの皆様や
最近体験に来られた子にも声をかけて、楽しむ会を開催しました。
TSSでは自分たちの学校を自分たちで運営していくために
年間目標シートという学校経営や生徒の活動など
「今年はスクールでこういう事をやっていこう」
という内容を皆で考え担当を決めて行っています。
今回は「感謝報告メンバー」という担当生徒とスタッフの企画。
毎月、継続ご寄付者や応援者の皆様にニュースレーターをお送りしているのですが、
数ヵ月に1度は「直接お会いして楽しめる場があるといいのでは」と企画しました。
年初に「感謝報告メンバー」に立候補したこちらの担当男子生徒は、現在15歳でスクール歴が他の生徒と比べて長く、
普段からも様々なことを積極的に自主的に行っています。
今回の企画も「イベントをするのはどうか」から
「何を、いつ、どのように行うのか」
「費用やどのような人の関わりをつくるのか」
など考え、連絡をし、様々調整したり、準備してまいりました。
今回たこ焼きもしましたが、アレルギーの確認やどのように焼くのか、
具材は何か、費用はどうするかなども含めて考えてきました。
当日はスタッフのサポートを受けながら全体の統括をしつつ、たこを切ったり焼いたりと実務もし、
いただいた同窓生保護者さんから届いたサプライズぶどうのお礼の写真を撮ったり、
終わりのお礼の挨拶と今後の応援のお願いもしたりと大活躍でした。
彼も最初からこのようにできたわけではありません。
しかし先輩生徒の動きを見たり、自ら考え行動したり、
話し合いの議長やイベント活動に立候補したりと、
少しずつ自分で内省と行動を積み重ねることで
現在のように自主的に積極的に行動するようになっていきました。
学びはそのジャンルの種類ではなく、そこに自分がどのように関わるのかで質も量も変わります。
小さくみえるとも確実なその1歩1歩が、
根拠のある自信となって彼の人生の土台になってくれているのであれば
教育にたずさわる者としてこんなに嬉しいことはありません。
(スタッフ 杉山)
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