【スタッフ教育コラム】美と善は脳の同じ領域をつかっています
今日は世界アートデイ。
TSSではアートは常に人気の活動です。芸術大学に進学している同窓生がいるほどです。
世界で最も古いサドベリーバレースクールでは、卒業生に最も多い職業は『アート・デザイン』になっています。
【卒業生に多い職業】
https://tokyosudbury.com/after-the…/after-the-graduate05/
なぜならサドベリーには、大人が決めたカリキュラムがないため、大好きなことに没頭できる時間と環境があるから。
そのような中でこそ、子どもはクリエイティブな力を発揮したり、夢中になることができるのです。

現代は時代のスピードが速すぎて、またすぐに結果が得られるものがもてはやされています。
しかし有史以来、文字が生まれるよりも古くから、人間はアート活動を連綿と続けてきました。
まるで本能のように。
人は社会的な生き物で、それは社会をつくった方が人類が生き延びるのに有利だからですが、社会をつくり維持するためには、他者との関わりが欠かせません。
友情や他者を理解すること、他者とコミュニケートする、何を善とするか。
それらは脳の”内側眼科前頭皮質”が関わっているのですが、おもしろいことに本人が本当に美しいと感じる時にも脳の同じ部位で判断しているとのこと。
ではきっと厳しい自然環境や外敵から生き延びるためにも、アートは人に必要なものだったのではないでしょうか。

そして子ども時代は、自分を知り、他者とコミュニケートすることを学ぶ時期です。
きっとアートが好きな子どもが多いのはこの世界を生きていくの必要だからなのですね。
もちろんとことんアート活動したい生徒は本校開校以来いて、いつもアートを楽しんでいました。
ちなみに本校のスタッフである加藤は、個人でアート活動するほどのアート好き。
そして生徒と一緒にアート活動している時間にも幸せを感じるのだと常々言っています。
これからも、生徒もスタッフもアート活動を楽しんでもらいたいです。

スタッフ杉山
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