【スタッフ教育コラム】保護者の声:子どもの宿題が大変、、がなくなりました

東京サドベリースクール(TSS)に入学された保護者の方から、よくいただく言葉があります。それは「子どもの宿題が大変、、がなくなりました」というものです。

以前の学校では、「宿題やりたくない」と言う子に、なんとか宿題をやらせようとする日々が続いていたそうです。声をかけても動かない、時間だけが過ぎていく。時には叱ったり、脅したり、なだめたりしながら、なんとか終わらせようとする。その繰り返しに、保護者自身も疲れを感じていたといいます。

時折同窓生と会って話をすることの中に、「自分が望んでいること、楽しいこと、課題感を持っているものは、放っておいてもどんどんやる。そうじゃないことはなかなかできない」というものがあります。そもそも人は、何でもやろうとなかなか思ってできるようにはつくられていないようです。でも本当に「好きなこと」や「何とかしないと」と思っているものはやるものです。

そして学校は自ら望んで行くことで主体的に学びが起きるものです。その中の宿題は本来、自ら望む学びを深めるためのもののはず。しかし現実には、大人が子どもに「やらせること」そのものが目的になってしまい、親子関係に影響を与えてしまうことも少なくありません。その結果、親子で気まずい空気になる。子どもにとっても、「やらされるもの」という感覚が強くなればなるほど、学びそのものから距離が生まれていきます。



TSSには、いわゆる宿題はありません。何をするか、どのように過ごすかは、生徒一人ひとりに委ねられています。最初は戸惑う子もいますが、やがて自分の興味や関心に従って行動し始めます。ものづくりに夢中になる子、ゲームに没頭する子、本を読む子、料理をする子、誰かと話し続ける子。それぞれの時間の使い方の中に、その子なりの学びが存在しています。

保護者の方が感じている変化は、「宿題がなくなった」という表面的なことだけではありません。「やらせる・やらされる」という関係から解放され、子どもを信じて見守る関係へと変わっていく。その結果、家庭の空気が穏やかになり、子どもとの会話も自然と増えていく。そんな変化が起きています。何より保護者の方(特にお母さん)が、無理にやらせるストレス、宿題についての疑問、やらないことで子どもに怒ったり、やっていない罪悪感がへったとおっしゃいます。

「宿題やらなくていいの?」と不安になることもあるかもしれません。しかし、子どもは本来、自ら学ぶ力を持っています。その力が発揮されるためには、「やらされる状況」ではなく、「自分で選べる環境」が必要です。「宿題をやってくるいい子」ではなく、「まず子どもを人間としてただ認めること」。


「宿題が大変」という言葉が消えたとき、そこには単に負担が減ったという以上の意味があります。それは、子どもと大人の関係性が変わり、家族内のストレスがなくなり、学びのあり方そのものが変化することなのです。

(スタッフ 杉山)


=============================
『自由を学びとする学校』を見て、子どもの選択肢を広げてみませんか?
=============================
【休日オープンデイ】 (月1週末・親御さんのみも歓迎)
サドベリースクールをプチ体験しませんか?生徒の様子をご覧いただいたり、お子様が生徒と一緒に過ごせる時間、学校説明等選べます。
https://tokyosudbury.com/information-session/

【平日オープンデイ】(毎週火曜・親御さんのみも歓迎)
サドベリースクールをプチ体験しませんか?生徒の様子をご覧いただいたり、お子様が生徒と一緒に過ごせる時間、学校説明等選べます。
https://tokyosudbury.com/tour/

【1日学校体験】
生徒と同じようにサドベリースクールを1日体験できます。
https://tokyosudbury.com/school-experience/

【応援ご寄付のお願い】
自由と民主主義を子どもが経験するために、ご支援お願いいたします!
https://tokyosudbury.com/support/

記事の内容に共感いただけましたらフォローをお願いします!